4.開発プロセスの作成(その2)
前回の説明した開発全般の考え方を理解した上で実際の開発プロセスの定義していきます。
a.プロセスの定義
開発工程における作業プロセス及び成果物(INPUT・OUTPUT)を明確にします。一般的に各開発工程と設計・実装・テストの関係は以下のようになります。

設計工程(左側)のOUTPUTになる成果物に対して、テスト工程(右側)で品質を保証する流れとなります。
この考え方を踏まえて各開発工程で行うプロセス・タスク(※)及び成果物を規定していきます。
※「プロセス」「タスク」は共に作業のかたまりを表す単位です。但し、以下の違いがあります。
- 「プロセス」は1つ以上の「タスク」を包含します
- 「タスク」は成果物を作成するために必要な作業の最小単位を表します
| 作業項目 | 作業内容 |
| 成果物の洗い出し | 開発工程で作成するべき成果物について、階層的に構造化します。その際、全体を大きな単位に分割してからそれぞれの部分についてより細かい単位に分割します。 |
| プロセス・タスクの定義 | 成果物の細分化が完了したら、それぞれの成果物を作成するために必要な作業(一つとは限りません)のかたまりをプロセス・タスクとして定義します。その際、目的や作業内容も定義します。それによって、5W1H(誰が【Who】、何を【WHat】、いつ【When】、どこで【Where】、なぜ【Why】、どうやって【How】)を明確にしていきます(プロセス・タスクが決まることで全体の作業ボリュームの算出が可能になります。それは「いくら【How Much】」にも繋がります) |
| 内容チェック | 「クリティカルパスに矛盾がないか?」「プロセス・タスクや成果物の漏れがないか?」など各プロセス・タスク及び成果物の妥当性をチェックする |
これまでの内容を元に作成したプロセス・タスクと成果物の定義は以下のようにようになります。


